2、教わる為の対象者の前提(基礎)とは
教わる為の対象者になるには、基礎が出来ている前提になります。
分かりやすい例で例えますと、基礎部分は、一般的なマナーや常識になります。
当たり前といえば当たり前なのですが、実は、この一般的なというワードが曲者です。
一般的とは、最大多数の方が、おおよそそう判断するであろう事です。
例えば、無難な服装といっても、人によっては違います。
Aさんはある程度のブランド品をまとった着こなしの姿
Bさんはブランド品ではないが、汚れているわけでもなく、ちゃんとアイロンをかけた上体の服を着こなしている姿
Cさんは自分が好きな白のスーツを着こなしている姿
と人によっても異なります。
読者のあなたであれば、どのような服装が一般的でしょうか?
Aという人もCという人もいるかもしれません。それは間違いではありませんが、その判断はあなたの主観が入っています。
ここでいう一般的とは、あなた以外の人が、多く支持するであろう服装が一般的なのです。
実はここを履き違えている人が多いのです。
他の例を挙げますと
営業成績TOPで、そろそろ独立をと考えている人がいたとします。その方は独立のために経理や労務に関する知識、商品企画を学び、準備万端で独立したとします。こう書くとほとんどの方は、あの人なら大丈夫だと確信し、失敗を予測しないでしょう。
しかし、失敗するケースがあるのです。
良くあるケースとしては、お客がいないことなのです。
どれだけ営業力があったとしても、経理や労務・商品企画を学んだとしても、お客様がいなくては売上も上がらず、せっかく学んだものが活かせません。
独立の場合の必要な前提は集客ノウハウなのです。
なぜ、この様な間違いが起きるのかと言うと
一般的の履き違いなのです。
つまり、多くの方は独立する場合、今まで知らなかったことを学ばなくてはならないと考え、財務・労務・企画の勉強などをしないといけないと思われがちですが、それは独立された事の無い方の一般的な発想であって、独立した方の一般的な発想では無いということなのです。
次の例でいくと
営業成績TOPだったから他の業界に学びに行こうと転職しても大丈夫だと思ったとしても、転職すると意外と駄目なケースもあります。
なぜなら、営業成績はTOPだったとしても、それはある特定分野のTOP営業マンにしか過ぎず、対象顧客(法人OR個人)・商品属性(高額OR小額)が変われば、全くど素人になる事があるからです。
つまり、ある特定分野で見れば、その方は誰が見てもTOP営業マンなのですが、売り方や取扱い商品が変われば、営業工程でも抑えるポイントが変わってくるのです。
こういうような場合、他の業界を学びたいという動機は正しくても、教わる為の前提は、売り方の違いをマスターしている事になるのです。
マスターせずに、前のままのやり方を踏襲し、異なる業界の知識だけ入れても売れるはずがありません。
教わる為の前提(基礎)とは、分かっているようで、分かっていないケースが多々あります。そんな時はチョットしんどいですが、次のページをご覧下さい。


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